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約40年前にも発生…陸自駐屯地の射撃場で訓練中の自衛官が小銃発射し4人死傷 当時は精神鑑定経て不起訴に

「東海テレビ」によると、14日午前9時ごろ、岐阜県岐阜市の自衛隊の射撃場で、18歳の隊員の男が自動小銃を発砲し、教官ら隊員3人が死傷した事件で、男が「教官に叱られた」と供述していることがわかりました。同様の事件が、およそ40年前に#山口県 の陸上自衛隊の射撃場でも起きていました。
1984年、日本陸上自衛隊山口駐屯地の射撃場で銃撃事件が発生しました。当時21歳の二等陸士が拳銃を使用して仲間を狙い、3発の銃弾を発射し、4人が負傷し、そのうちの1人が翌日に亡くなりました。事件後、銃手は拳銃と実弾を持ち、自衛隊の車両で逃走しました。山口県警察は5時間後、2キロメートル離れた山林で銃手を逮捕しました。
銃手の逮捕後、精神鑑定を受けました。その結果、犯人は重度のうつ病を抱えており、自殺の意思を持って犯行に及んだことが判明しました。そのため、彼は起訴を免れました。銃手は、同僚からの侮辱的な発言に憤慨し、事件が起こったと供述しました。また、6月14日の事件では、18歳の銃手も同様の理由を供述し、52歳の教官から叱責されたことに腹を立てて銃を乱射しました。もう1人の25歳の自衛隊員は射撃を妨害したため、銃撃され死亡しました。
時事通信によれば、1984年の事件以外にも、2016年にも自衛隊の訓練中に隊員が銃撃される事件が発生しました。この事件では、隊員が射撃のシミュレーション中に実弾を誤って装填し、9人に79発の弾丸を撃ち、2人が負傷しました。その結果、25人が停職などの処分を受けました。