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奈良地裁「不審物」騒動 中身は山上徹也被告の刑の減軽求める1万3000人分の「署名」

日本のTBSテレビ局によると、12日、奈良地方裁判所に不審な段ボール箱が届き、安倍元首相を殺害した罪で起訴された山上徹也被告(42)の公判前整理手続きが、急きょ中止された。警察などによると、箱の中身は、およそ1万3,000人分の署名だったという。
12日の午前中、奈良地方法院は謎の段ボール箱を受け取り、金属反応が検出されたため、法院の職員が警察に通報した。段ボール箱(縦約33センチ、横約28センチ、高さ約26センチ)は粘着テープで梱包されていた。宛先は山上被告の公判前整理手続きの担当者で、送り主は東京都内の住所だったという。通報を受け、県警の爆発物処理班が回収。中身は大量の書類で、危険物や爆発物は入っていなかった。
「法院の業務を妨害する意図はありませんでした。手続き作業の遅延についてお詫び申し上げます」と述べた。