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ジャガイモの市場価格変動 平年3割高

去年から日本のカルビー社は、国内でのじゃがいもの不足により、スナック菓子の原料となるじゃがいもを3回も値上げしています。一部の商品は数倍にも暴騰しています。カルビー社のCEO、江原信氏は4日に米国のCNNに対し、じゃがいもの不足は「頭を痛める問題」と述べています。
CNNによると、2021年夏から2022年秋にかけて、カルビー社は深刻なじゃがいも危機に直面していました。同社は年間のじゃがいもの90%を国内産でまかなっており、そのうちの80%は北海道産です。北海道は2021年に干ばつに見舞われ、同社の国内産じゃがいも供給は2021会計年度に8%、2022会計年度に14%減少しました。カルビー社はアメリカからより多くのじゃがいもを輸入して国内の供給不足を補おうとしましたが、グローバルなコンテナ不足により輸送が遅れ、価格が上昇しています。じゃがいも供給を確保するため、カルビー社は日本全国の農家と協力し、国内の供給量を増やす努力をしており、同時に欧州などから原料の輸入を検討しています。